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2014年はしか(麻疹)流行!かからない予防と症状! [病気]

2014年はしか大流行!輸入はしか(麻疹)感染予防と症状を知ろう。

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はしか感染は恐い!予防しないと危険です[exclamation]

はしか(麻疹)は、麻疹ウイルスによる急性感染症で、非常に感染力が強く、死に至る事もある大変恐い病気です。わが国では、はしか(麻疹)排除の取り組みを行っていますが、実現がなかなか難しいようです。感染の症状を知っておきましょう。予防が大切と実感します。

はしか(麻疹)の流行は春から夏にかけてで、一般に、乳幼児から小児に多く感染します。

この感染力の強いはしか(麻疹)の感染者が、昨年12月急増、2014年1月には、いっきに感染者数が突出しました。2月に入って少しは、感染者数が減ったものの、12月の倍以上のはしか(麻疹)感染者数が報告されています。

急に年末年始にかけて、はしか(麻疹)感染者が出た理由として、感染した人の全員がこの時期に、渡航経験があった事です。

渡航先は、東南アジアのインドネシア、フィリピンです。このインドネシアとフィリピンへの渡航者から麻疹ウイルス遺伝子型B3とD8、D9が、検出され、はしか(麻疹)の感染経路は、この地域からと断定されました。


注目すべき事は、この渡航者のはしか(麻疹)に感染したの60%以上の人が、はしか予防ワクチンの接種をしていなかったと報告されています。
                
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2014年、はしか(麻疹)感染者数は、2月23日に119人の報告があり、3月30日には、231人(4/8発表)に増加しました。そして、検出された、はしか(麻疹)ウイルスの多くは、フィリピンで流行しているウイルスと同じだそうです。

はしか(麻疹)ワクチンを接種したことがない渡航者が、外国で感染して、帰国後、発症し、渡航経験のない人に感染し広がりつつあるようです。

その数は、昨年1年間の日本の感染者数の232人とほほ同数になります。かなりの勢いで、はしか(麻疹)患者が増加しています。はしかは、季節的にも春~夏が、流行期になるため、注意が必要です。
                   
はしか(麻疹)は子供の病気のイメージが強いのですが、現実はどうでしょうか?今年2014年のはしか(麻疹)に感染した年齢を調べてみました。

年齢別では、20~29歳が23%、1~4歳が21%、0歳と5~9歳が13%の割合となっており、若者の感染が増えているのが事実のようです。

都道府県別では、京都府のはしか(麻疹)報告患者数がトップになっています。(2014年2月26日現在)

前回のはしかの流行は2007年で、翌年2008年は1万人以上が感染しました。2014年は、外国からの感染経路で、はしか(麻疹)が大流行すると予想されます。

この感染力の強いはしか(麻疹)の感染経路・症状・潜伏期間・感染力・治療法・予防について書いてみます。

★感染経路

空気感染・飛沫感染・接触感染など様々な感染経路から。感染しやすいです。

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★はしかの症状

<前駆期(カタル期)>

風邪のような症状からはじまります。鼻水、咳、眼の充血、38~39度の発熱。はしか(麻疹)の特徴として熱がいったん下がりはじめ、口の中には白い小斑点(コブリック班)の症状がでます。この時期がもっとも、人への感染力が強いと言われています。
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気だるく、風邪症状と似ているので、口内のコブリック班をはしか症状と気付かないで風邪からの口内炎と、自己判断し、症状を悪化させてしまう人もいるようです。

<発症期>

一度下がった熱が、再び上がり始めます。再発熱の時は、40度を越す高熱にまでなることもあるようです。

この時に、はしか(麻疹)の症状の特徴である発疹が耳後ろのあたりから頚部、前額部と徐々に全身にでてきます。発疹の色もピンク色から、色が濃くなってきます。発疹も大きくなって、発疹症状がでて、3~4日間を過ぎると発疹の色も少し退色してきます。麻疹症状特有の状態です。

口の中の粘膜がただれている症状で、食事が困難な状態になる事もあります。

<回復期>

全身症状をよく観察して下さい。熱が下がり始め、発疹の色も退色がすすみ、全身状態がよくなってきます。

個人差もありますが、発疹色素もひと月ほどで消えていくようです。麻疹ウイルスもこの時期は検出されません



★潜伏期間(もう感染しています)

はしか(麻疹)ウイルスに、感染したら10~12日ぐらいが、症状の出ない潜伏期とされています。

★感染力

人にうつす感染期間。症状の出る数日前から発疹がでてからの5~6日は、感染力があります。

★治療法

ウイルスが原因ですので、薬はありません。発疹症状も抑える事はできません。

対処療法で解熱剤、咳止めが処方される事が多いようです。また肺炎、中耳炎などの合併症で重症化しないよう、抗生物質を処方する事もあります。

熱がでて、発疹!と気がつけば、できるだけ早く病院に行き、重症化を防ぎましょう。

★予防
            
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ワクチン接種が最大の予防です。最大のはしか(麻疹)予防効果はワクチンの接種しかありません。

手洗い、うがいは日常生活の基本予防です。一般的なマスクも、はしか(麻疹)ウイルス予防としては、さほど頼りにならないようです。しかし、最も効果的な予防は、ワクチンによる予防接種です。

はしか(麻疹)の予防ワクチンは、2回接種で、1期は1歳児。2期は5~7歳未満の小学校就学前の1年間に、生ワクチンを接種します。お子様をお持ちの人は、忘れずに、ワクチン接種で予防をして下さい。お子様を救います。
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1歳未満の乳児は、はしか(麻疹)のワクチン接種を受けることが出来ません。幼いこどもをまもる為にも、はしか
予防のワクチン接種をしましょう。予防接種をしていない大人は、はしか(麻疹)にかかると、症状がきつくなり、子供より重症化する事が多くあります。現実、命を落とす人もいるそうです。

高熱、黄疸などの肝機能障害など合併症も併発し症状の悪化で致命的になる事もあります。はしかの流行に係わらず予防の大切さを実感して下さい。

たとえ、幼少児期に予防接種をしていても、また、はしか(麻疹)に感染した経験があり、免疫があると思っていても、免疫効果が薄くなっている事もあります。はしか(麻疹)ウイルスが流行している地域では、感染しやすいです。

最近は、大人のはしか(麻疹)が流行し増えてきているようです。海外に行く場合は、感染予防のために麻疹ワクチン接種して出かけましょう。仮に感染したとしても、症状の重症化をさける事ができます。

日常の食生活をはじめとして健康管理をし、予防意識を持ち感染症から身を護りましょう。

はしか(麻疹)が大流行しそうです。かからないように予防し、はしか(麻疹)症状がでたら、無理をしないで、すぐに病院に行って下さい。
はしか(麻疹)を甘く見るのは、大変危険です。

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