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2015年、手足口病は大人にうつるのか? [手足口病]

[PR] 夏流行、手足口病は大人にうつるのか?というテーマで書いてみます。

手足口 イラスト.jpg

今年、手足口病(エンテロウイルス)が大流行してます!最近のニュースで奇妙なこの病名「手足口病」を聞いた事がある人は多いと思います。

症状が、手足口にでる見た目にわかりやすい病気です。が、今年のように大流行すると、大人は大丈夫と思っていても、うつる事があり、手足口病から病状がすすみ、他の病気を併発して大変なことになる事もあるようです。子供のうちに一度罹ると、免疫ができるから大人には、うつらない大丈夫、又は、免疫があるから、うつる事があっても軽くすむと、思ってる人がいるようです。手足口病の免疫はできる?免疫はできない?どっちなのでしょうか・・・

大人も子供も手足口病に一度掛かれば、免疫が出来てうつる事はないのでしょうか?おたふく風邪、はしか、風疹、水疱瘡と同じように、免疫が出来るとうつる事はない病気なのでしょうか?主に子供がかかる病気は、治ってから免疫が付くので、うつる事がないと一般的には、言われています。では、この手足口病も、免疫が付き、大人になってもうつる事はないのでしょうか?

正しい答えは「免疫あり OR 免疫なし」「うつる OR うつらない」のどちらなのでしょうか?、調べてみました。

  手足口病ってどんな病気?  水泡    手足口病 手.jpg

手足口病は、主に夏に流行する夏風邪の一種で急性のウイルス感染症です。 病名どおり、手足口に水泡性湿疹(みずぶくれのような小さ湿疹)がでます。手足口と名づけられたようにうつると、手のひら、足の裏、口の中に、ぽつぽつと赤い発疹が出始めます。厚生労働省の調査発表によりますと、発症患者の90パーセントを5歳以下の乳幼児が占めているそうです。統計からすると、大人はやはり、うつる事が少ないようです。

 では、大人も子供の時に、一度うつれば免疫ができる?

子供にとって、手足口病はポピュラーな病気といわれていますが、もちろん、大人もうつります。大人が手足口病にうつると、症状がひどくなる場合が多いようです。手足口病の原因となるウイルスは、コクサッキーA16、エントロウイルス71により、発症する、すなわち、うつるようなのですが、コクサッキーウイルスA4、5、6、9、10などのウイルスで発症する事もわかっているそうです。

手足口病に一度感染すれば、そのウイルス(その時にかかった手足口病のウイルス)の免疫はできるのですが、手足口病のウイルスは、単数でなく、複数あるために、一度うつり、完治して免疫があっても、別の手足口病のウイルスに感染すると免疫がないので、再度、手足口病がうつる事になってしまうのです。免疫のない、別の手足口病に何度も感染する、うつる可能性があるという事です。

という理由で、大人も子供も、一度うつる事によって、できた手足口病の免疫は、新たな手足口病のウイルスには効かないので感染する、大人もうつるが答えになります。大人も子供も自分の免疫がないウイルスの種類によっては、何度もうつります。

  手足口病の潜伏期間と症状

 手足口病 口内炎  手足口 口内炎.jpg 

手足口病がうつる!そのウイルス感染から発症までは、大人・子供も3~5日の潜伏期間とされています。

まず口の中に、白い点々がではじめます。そして、虫さされかなと思ってしまいそうな赤いぽつぽつが、手のひら・足裏・ひざ・ひざ裏に、でるようです。時間の経過とともに、発疹が増え始め、水疱とわかるようになります。微熱がでたり、口の中の発疹は痛みが出る事もあり、舌や食べ物などで水疱が破れてしまうと、痛みで食事ができない状態になる事もあります。乳幼児だとうつるとかわいそうですね。 

時には、下痢や嘔吐の症状もみられる事もあるようですが、一時的な症状です。長引くと合併症の疑いがあります。

多くの場合、痒み症状はほとんどない、とされてますが、人によっては、強い痒みを伴う場合もあります。が、一般的に症状は、手足口病は、軽い状態のままで治っていくことが多いようです。水疱も、掻いて傷つけたりしなければ、かさぶたにならずに、1週間位で自然と治っていきます。大人の場合は、口内炎の痛みや皮膚の痒みがきつかったりする事が多いようです。

何よりも、大人 は水泡性発疹が目立つのがはずかしいようです。特に女性にとっては、唇や口の周りの発疹は、目だつので大人の女性は、かたちが残らないかなど憂鬱と心配気分になるようです。

発熱は、3分の1ぐらいにみられますが、高熱が続く事はあまりありません。食欲低下、倦怠感も人によっては見られます。まれにですが、脳炎や髄膜炎の中枢神経系の合併症を引き起こし、命に関わる事態になる事も起こりえます。とくに、エントロウイルス71に感染した場合は、他の手足口病ウイルスの感染と比べると、中枢神経の合併症を引き起こす確立が高いようです。

 手足口病の大人と子供の治療は?

手足口病は、ウイルスが原因の病気です。手足口病には、残念な事に、ワクチンはありません。予防する薬もないのです。特効薬も特別な治療法もありません。多くは、子供がうつる病気で、大人の感染は少なく、基本的には、軽い症状の病気です。流行すると、大人もうつる事が充分にありますので、手足口病がうつると、表れる発疹症状が出れば、体調の変化や経過をよく見てみましょう。

大人も子供も、高熱・嘔吐・頭痛が続いたり、苦しがるようでしたら、合併症を疑って病院で受診しましょう。

 感染の原因と予防は?

感染経路としては、接触感染・飛まつ感染(せき・くしゃみなどウイルス保持者の唾液による感染)・経口感染、糞口感染(便の中のウイルスが口に入って感染)が知られています。大人は子供より抵抗力があるのですが、疲れや体調不良ぎみの時は、ウイルス感染しうつりますので、ご注意下さい。

再度書きますが、手足口病は、ウイルスの数が多いので一度感染しても、違う手足口病のウイルスなら、体内に免疫はありません。免疫のない手足口病には、大人も子供も、何回もうつる危険性があります。

予防には、まずはしっかりと、手洗いをする事です。手洗いは流水と石鹸でよく洗います、家族が発病していたら、タオルを共有して使用してはいけません。手足口病は、治ったあとも、比較的長く、ウイルスを排泄します。家族内でうつるのを防ぐためにも、手洗いは、しっかりいたしましょう。

手洗い と うがい はすべての感染病予防の基本です。手足口病だけに限らず、感染病からうつる事を避けるためにも、大人も子供も手洗いの基本的な病気予防の習慣をつけるといいですね。

当然の事ですが、手足口病に感染してる人には、大人も子供も近づかないようにしましょう。

手足口病は、子供だけでなく、大人でもうつる危険性がありますのでお気をつけください。大人でも、手足口病は、うつる可能性が大の感染症です。

 

ウイルス感染病は、ときには症状がひどくなり、危険な状態になる事もあります、大人でも、子供でも、発熱や発疹がでたら、できるだけ安静にして体力保持をしてください。重症化を防ぎ、回復を早めることにつながります。 [PR]

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